お盆のあとの優しいお花たち、そして鉄のフレーム。


楽曲タイトル:ふうりんがなるころ
展示会という物語へ向けた、小さな試行錯誤のつぶやき。
お盆のあいあいま、お花屋さんには仕入れの波と里帰りの風が通りすぎて、
いつもなら出会えたお花たちがひっそりとお休みしていました。
それならと、孔雀草を花ではなく風に揺れる線に見立てて、
新しい形をそっと描いてみたのです。
器にはあえて、石を想わせるセラミックを選んで、
石のなかから生き物がふわりと生まれるような、そんな不思議な気配をまとわせて。
この出逢いは、草月流の「すべての素材が生き物」という想いを、そっと心に溶かすようで、
本番への素敵な一歩になりました。
いつか、カチコチの鉄フレームも単なる器ではなく、お花と手を取り合って、同じ生き物として共鳴するような、そんな世界を創り上げていきたいなと思います。

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